2015年2月12日木曜日

今年も続く余生三等分主義

昨年秋発売の「聚変」第一刷が完売したという知らせが来た。
機械、経営の硬い本だが、編集者、友人の宣伝推薦などが売れ行きを後押ししてくれたようだ。
中国の経済人のなかでは小松の活動の歴史は有名だ。また中国の同業の建機業界では若い頃の安崎部長ー社長ではなくー(中国の部長は日本語では大臣だ)は何度も訪中し知り合いも多く有名だった。
上海で11月に講演した時に現地の雑誌新聞が出版を紹介してくれたことも売れ行きを助けてくれた。
APECの会議で日中首脳が硬い表情ながら握手した時にちょうど売り出されたというタイミングもよかった。

このあとはどうなるかわからない。二冊目の本を出そうと編集者は計画している。今度は経営や機械のことではなく柔らかい分野にしようと提案されている。

引退後の私は余生三等分主義で暮らしている。時間・エネルギーなどを、1. 世のため人のため、2. 家族友人、3. 自分自身に三等分するのだ。
そう暇を持て余している訳ではない。中国での活動は中国の若い人の教師・反面教師になるという第一のカテゴリーに属する。彼らの興味を引くような柔らかい分野の面白い話が私に出来るかどうか今自己評価をしているところだ。

-------以下注ゴック語--------

近来被告知,去秋发售的「聚変」第一版已经售罄。
这是一本以机械,经营为题,读来不太轻松的书,得以顺利销售首先要归功于编辑者以及友人们的宣传推荐活动。
其次在中国的经济界人士中,小松的发展历史堪称有名也是要因之一。此外,也因年轻时尚不是社长的安崎部长(日中部长一词意思有所不同,日语意为公司里的职位,中国的部长一词却相当于日本的大臣)曾多次访中,在中国同行的机械行里结交广泛,其中不乏有名之辈。
还有一些其他因素,比如去年11月在上海讲演时当地杂志报刊的介绍,APEC会议上日中首脑碰面时虽说表情僵硬却也握了手,那时书的销售正好开始兴许也是个不错的时机。

今后如何还不得而知。有关第二本书的计划,编辑者建议撇开经营和机械,选择一些读来轻松点的话题。

我自引退后就把余生的生活分成了三等分,既是把时间・精力等分别用于: 1.世界和他人 2. 家族和朋友  3. 自己。
这并非消磨时光的游戏。将中文书在中国出版发行,是希望其能成为中国年轻人的正反面教材,我将这项活动划归上述三等分生活的第1项里。
能否写些让他们感兴趣的轻松话题呢,这是我目前思量中的事情。

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