2013年11月20日水曜日

多様性の容認、独自性の維持(続4)-多様性的包容、独自性的維持(続4)

ブログをご注目ご応援の皆様、ありがとう。今日は脱線談から「1.グローバル化にどう取り組むか」という本題に戻ります。

1.2 多様性の容認、独自性の維持(前文に続き)



(3)独自性の確認

グローバル企業として私が、現在までお手本のように関心を持ち続けている会社は食品のネッスルだ。世界企業としてのネッスルは全ての面で我われより先行している。
日本のグローバル企業としては、コマツも先頭を走っているグループの1社と自負しているが、世界のグローバル企業としての独自性の確認にはまだ至っていない。我われの独自性はいまだ日本的で世界的ではない。
さはさりながら、多様性の受容に努力してきた過程で多くの客先、社員に“品質と信頼性”という旗印を日本のグローバル企業としての独自性と認めてもらっている。 この旗印は建設機械という商品とサービスの特性からくる“品質と信頼性”にとどまらず、世界中で展開する事業そのもの、世界中の組織・従業員の“品質と信頼性”を磨き続けるためのものだ。世界企業としての実力がまだ不足している今の段階では、無国籍、多国籍のグローバル企業よりは日本籍を忘れない方が良いと考えていたからだ。
日本のグローバル企業が名実ともに世界のグローバル企業として一段階上の存在となるには、日本と日本社会のさらなる開国が必要ではないか。中国もしかりだろう。この辺も交流会のテーマのひとつたり得るだろう。
最後までお読みありがとう。

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谢谢各位对我博文的关注和声援。今天结束跑题谈,回归「1.如何致力于全球化事业」的正题。

1.2 多样性的包容,独自性的维持(续前文)



(3)独自性的确认

作为全球化企业榜样的食品厂家雀巢,是我一直关注的对象,因为雀巢作为世界规模的企业在所有方面都走在我们的前头。
在日本的全球化企业中,小松虽可因其位居领先企业之列而自负,然而可以说小松至今也尚未具备作为世界规模全球化企业所应拥有的独自性。我们的独自性还局限于日本,尚未被世界所认可。
虽说如此,小松在努力实现包容多样性的过程中,打出“品质和信赖性”的旗帜并大获全胜,具备了作为日本的全球化企业所需的独自性并赢取了客户和员工们的认可。小松不是仅仅将这面旗帜插于建设机械厂家的商品和服务领域,而是插遍在全世界拓展中的事业领域,根植于全世界的组织里以及员工们的意识里。我当时的观点是,小松尚未充分具备成为世界规模全球化企业所应拥有的实力,因此与其贸然向无国籍,多国籍方向发展,不如先维持日本籍企业的形象。
日本的全球化企业要想更上一个台阶,名副其实地成为世界型全球化企业,我认为需要进一步的开国政策让日本以及日本社会走向世界。中国也如此。这也是将来交流会的主题之一。
谢谢阅读。

4 件のコメント:

  1. 多様性を追求すると、独自性が漸減していくのではないか。一方、独自性を維持しようとしても、多様性が足りないのではないかとまた指摘されるかもしれません。現実的に多様性と独自性、この両方は融合することができないのではないかと自分の頭の中でよく自問自答しています。
    安崎先生が関心を持たれているグローバル企業のネスルで、実は、各国の社長になるために一つの条件があるようです。それは母国を捨てることです。母国を離れて世界各国を転々としながら、キャリアを重ねることが求められているようです。 ネスルをグローバル企業の一つの例として挙げるならば、グローバル企業の本当の意味は無国籍の企業なのではないでしょうか。それに、企業の独自のビジョンは企業のアイデンティティとして理解してもよいのではないでしょうか。つまり、特徴のある各国の文化で企業は色付けされず、独自の企業ビジョンが世界で通用し、各国からの社員を一致団結させて目指すということがグローバル企業ではないでしょう。

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  2. Wangさん、コメントありがとうございます。多様性と独自性のバランスポイントを探るのには、大変重要ですがかなり難しいのが現実でしょうね。王さんからの鋭い質問で会長の頭がますます活発になって来ると思います。(笑) 引き続きよろしくお願いいたします。

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  3. 日経ビジネスの名言-----「津田純嗣 安川電機会長兼社長」 うちは田舎の企業ですが、基本的にお客さんはグローバルで、東京にいてもしょうがない
    ははは^^
    「グローバル」って一体何なのでしょうね。特に企業に対して言うときには。最近、うちの会社でも、グローバル人材云々、よく耳に入りますが、真にグローバル企業、日本では2,3社しかないって日経ビジネスが言っているようです。トヨタもマクドナルドもではないと。
    簡単に言いますと、世界のどこへ行っても通用できる企業なら、グローバル企業ですかね。ただ、その裏付けのいろいろな要素が必要です。安崎先生は、その要素を一つ一つ研究なさっているようで、これからもこちらのブログやご著作の本も含めて拝読させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

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  4. Yong Zy Zhang様、コメントありがとうございます!確かにグローバル企業と言える企業が極少数で、グローバル企業を目指そうとする企業が多数でしょうね。日本はもっと開国政策が必要と安崎先生はおっしゃっています。
    これからも引き続き本研究会をご注目ご応援お願いいたします。またのご来訪をお待ちしております。

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