2-2 老若男女
日本は今高齢者社会。中国もいずれそうなる。しかも多くの老人は元気。社会の各分野で元気な老人が地位や権力を握り続ければ、若い人々の活躍の舞台は少なくなる。新陳代謝、老荘青のバランスを取る考えがなければ若い人々の閉塞感が大きくなる。社会全体でもそうだが、企業経営でも同じ。一方で財政の現状から年金支出は膨れ上がるばかり。定年延長、年金支給年齢の65歳はこれから繰り上げて行かざるを得ない。老人の知恵、荘年の実力、青年の革新力、老荘青のバランスの取れた経営が必要となる。終身雇用はともかく、年功序列が崩れ、時に若い上司に使われる年長者が増えてきたのが現実だ。日本全体でみれば、政治の世界は新陳代謝が進んだ。総理も大臣も一頃より若返った。学界は定年がある程度機能している。会社も定年があるが、社長、会長とか、経団連など経済界は、老齢化が進み馬力が足りなくなっている。元気だから良いのだと言っているのは当人たちだけだろう。社長の就任時年齢を今よりも若くする工夫が必要だろう。人事制度、社内外教育、社長選出方法など課題が多い。
女性の進出活用が遅れているのも日本の特徴。子育て、教育、税制など女性活用のインフラ設計に改善の余地が多い。北欧がこの点での先進国。男から見れば、文句も多かろうが、半数の女性の力を活かしきれていないことは日本社会の問題点だ。コマツでも女性登用を早くから試行錯誤しながら進めてきたが、女性役員はまだ一人だけ。思い切って登用できなかった私の時代の失敗の結果だ。(続き)
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谢谢各位对我博客的支持!今天续谈「2.有关混合型経営的薦言」。
2-2 男女老少
现今的日本已是高龄者社会,中国进入高龄者社会也仅是个时间问题而已。并且大多数老人都尚健康。然而倘若老人们继续掌握着社会各分野的地位和权力不放,那么就不能为年轻人提供足够的能让他们施展才华的舞台。
不考虑新陈代谢,不寻求老中青的平衡,其结果只能是增大年轻人的闭塞感。从整个社会看来如此,从企业经营看来也如此。再看财政现状,年金支出一直在膨胀,导致退休年龄的推迟,今后年金支付开始年龄不得不提高到65岁。当今的经营需要老人的智慧,壮年的实力,青年的革新力,并致力于健全能维持老壮青平衡的机制。终身雇用制姑且不说,论资排辈制已然崩溃,年长者位居年轻上司之下的事情也不乏存在。从日本整体来看,政界的新陈代谢有所进步,总理和大臣的年轻化在一定程度上得以实现。学界的退役制度也起着一定的作用。然而公司虽也有退休制度,社长,会长等人却占着要职不退,经团联等经济界的老龄化也在继续进展,导致了经济界的马力不足。身体健康所以还能干,如此说的也怕只是当事人们而已吧。下功夫把社长的就任年龄往下调至关重要。人事制度,公司内外教育,社长的选任方法等等,公司经营方面可谓课题重重。
另外,在让女性参入及活用女性方面落后于世,这也一直是日本的特征。育儿,教育,税制等等,这些能促进女性活用的基础设计方面尚有改善的余地。在这方面北欧是先进国家。活用女性也许会引发男性的怨言,然而一半女性的力量没有得到充分活用实为日本的一大问题。虽然小松早早开始录用女性,从试行错误中吸取经验教训推进女性的活用,然而女性董事也仅诞生了一人。未能果敢采用女性为要职,可说是我那个时代的失败。(续)