本書の編訳途中、安崎会長のコマツへの入社のきっかけを明らかにする必要が出てきたので、メールでご確認しました。 当初、大変感動的なお話しを期待したのですが、ご回答を読みながら、感動と言うどころか面白くて噴き出しました。一言で言えば神様の仕業だというしかありません。
ご回答をそのまま下に貼り付けましょう。
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コマツ入社はまったくの偶然で特に努力などはしませんでした。
高度成長期直前の当時、トヨタ、ホンダ、ソニー、コマツなどは現在のような大企業ではなく、それほど人気のある就職先ではなかった。学生の就活も今ほど大変ではなかった。
面白そうな会社を探してみるかという程度の軽い気持ちでした。 どんな業種が将来の日中経済関係で伸びるかという関心は持っていましたが、それらの中からコマツにしたのは全くの偶然です。入社が決まったその日は、大手町ビルの先輩を尋ねる用があり、用事が終わった後廊下で数名の同級生に会いました。話を聞くと当時本社が大手町ビルにあったコマツの入社試験面接にこれから行くのだ、昼飯つきだ、おまえも来ないかと誘われました。誰の紹介もコネもなしです。腹も減っていたので有難いとついて行ったら、面倒もなく昼飯を御馳走してくれて、食後すぐ面接となりました。日本経済の将来についての議論を面接官として、帰宅したら、夕方会社から採用内定の電報が来て10月の正式入社試験(ペーパー・テスト)を受けろとありました。
何かの偶然、運というめぐりあわせでコマツに入社が決まり会社の売上高が50年間に200億円から2兆円の成長を遂げる仕事に携わることができました。多くの先輩、同僚、後輩社員の共同努力でコマツが中国のみならずグローバルに発展する成長期に私も一員として 参加できたのは幸運でした。
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笑えましたか?神様、もっと多くの方々へお恵みを!
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小松第8代社长是上天的任命? ~ 令人发笑的故事
本研究会安崎晓会长与友人的共著「日本型ハイブリッド経営」一书中安崎会长执笔部分的中文升级版「聚变」于8月在上海出版了。
在本书的编译过程中,有必要弄清安崎会长进入小松的契机,于是我发了邮件去确认。 曾期待着听一个很动人的故事,然而读着会长的回复,别说感动了,倒是觉得有趣而忍不住发笑。一句话,只能说那是上天的旨意。
下面就将会长的回复原封不变地贴上。
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进入小松,纯属偶然,我并没为此付出过什么特别的努力。
在高度成长前的当时,丰田,本田,索尼,小松等都还未成为现在的大企业,在求职者看来也不那么人气。学生的求职活动也不如今天这么艰难。
当时我也就是有点随便找找有意思公司的心情。虽然关心什么行业会随日中关系的改善而发展,但是决定进入小松纯属偶然。记得决定进入小松那天,我有事去大手町大楼见一位前辈,办完事后在走廊里碰上几位同班同学。与他们交谈得知,他们是去当时小松本社所在的大手町大楼参加面试,并说还提供午餐呢,一起去吧。没有谁的介绍,没有任何人际关系。正巧我肚子也饿了,就和他们一起去,顺便吃了午饭后接受了面试。面试内容是和面接官就日本经济的将来进行了讨论,回家后的傍晚就接到小松公司采用内定的电报,电报通知我参加10月份的入社正式考试(笔试)。
进入小松可以说是个偶然,机缘凑巧的事情,之后让我有幸在50年间,在小松从年销售额200亿日元增至2兆日元的成长过程中有所建树。小松在包括中国的全球化成长期里,我和众多前辈,同僚以及后辈员工共同努力,作为其中一员参与建设小松的工作,真是一大幸事。
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您笑了吗? 上天啊,请赐予更多凡人以恩惠吧!
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